1984年 夏の甲子園大会注目の出場校|白球の足あと
2017/04/19

1984年 第66回選手権大会の見どころ
優勝候補はダントツでPL学園であり、まさにPLを中心とした
大会になるだろう。
PLの夏連覇に待ったをかけるチームは現れるのだろうか?
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北海道・東北地区
北海道
- 北北海道 広尾 (初出場)
- 南北海道 北海 (13年ぶり28回目)
東北
- 青森 弘前実 (5年ぶり2回目)
- 秋田 金足農 (初出場)
- 岩手 大船渡 (初出場)
- 宮城 東 北 (2年ぶり13回目)
- 山形 日大山形 (2年連続7回目)
- 福島 学法石川 (2年連続3回目)
南北海道からは名門、北海高校が出場を決めました。
昨年は決勝で駒大岩見沢高校に終盤の集中打を浴びて涙を飲んだエース今野が成長し、防御率1点台前半をキープ。
昨年度に旋風を巻き起こした駒大岩見沢以上の成績を目指します。
岩手県からは選抜ベスト4進出を果たした大船渡高校が、見事に夏の甲子園初出場を決めました。
しかし、エース金野が怪我で出遅れた為に調整が間に合うかが心配されます。
秋田県からは金足農業。
東北チャンピオンの座を争った大船渡高校と共に春夏連続初出場を決めました。
エース水沢と4番長谷川のバッテリーを中心に、この夏は大船渡高校以上の雪国旋風を起こします。
関東地区
- 茨城 取手二 (3年ぶり4回目)
- 栃木 足利工 (2年ぶり5回目)
- 群馬 高崎商 (7年ぶり8回目)
- 埼玉 上尾 (5年ぶり4回目)
- 千葉 拓大紅陵 (初出場)
- 東東京 日大一 (11年ぶり7回目)
- 西東京 法政一 (23年ぶり2回目)
- 神奈川 桐蔭学園 (13年ぶり2回目)
- 山梨 東海大甲府 (2年ぶり3回目)
関東で最初に名が上がるのは、やはり選抜で優勝した岩倉高校の動向でしょう。
しかし岩倉高校は二松学舎高校に不覚をとり予選で姿を消しました。
ダントツで全国ナンバー1の戦力をほこるPL学園に選抜で勝利していた唯一のチームなだけに、期待も大きかったので寂しいです。
茨城県から順当に代表の座を掴んだのは取手二高校。
選抜の時点でも東日本ナンバー1の実力と言われた戦力はこの夏にさらに開花しました。
春は故障に泣いたエース石田が捲土重来を果たします。
中部・北陸
北信越
- 新潟 新潟南 (初出場)
- 富山 高岡商 (2年ぶり10回目)
- 石川 星稜 (2年ぶり7回目)
- 福井 福井商 (3年ぶり6回目)
- 長野 篠ノ井 (初出場)
石川県からは星稜高校が満を持して切符を手中に収めて来ました。
選抜では2年連続となる完封敗けを喫しただけに、ナインの思いは募っています。
プロ注目の湯上谷としても最後の甲子園となり、彼からは目を離せることは出来ません。
山梨県からは東海大甲府高校が出場します。
エース四條を中心に打力では関東、中部、甲信越でもトップレベルの破壊力を持った打線が甲子園でどう暴れるのかが注目されます。
近畿・東海地区
東海
- 岐阜 県岐阜商 (2年ぶり15回目)
- 静岡 浜松商 (4年ぶり6回目)
- 愛知 享栄 (16年ぶり5回目)
- 三重 明野 (2年ぶり3回目)
近畿
- 滋賀 長浜 (初出場)
- 京都 京都西 (初出場)
- 大阪 PL学園 (2年連続8回目)
- 兵庫 明石 (24年ぶり5回目)
- 奈良 智弁学園 (2年ぶり5回目)
- 和歌山 箕島 (2年連続7回目)
最初に名前が上がるのはやはり全てが超高校級のPL学園でしょう。
一冬越えて成長を見せた桑田投手が春からさらに成長を見せました。
140キロを常時越えるストレートはキレが増し、消えるように落ちるカーブはさらに大きく曲がります。
そして無尽蔵とも言われるスタミナと長けた打者との駆け引き。
打者としても無類の勝負強さを持ったセンスには脱帽です。
2年生にして全国ナンバー1投手の桑田に大注目です。
そして2年生にして全国ナンバー1の長打力をほこる清原も大注目の4番バッターです。
選抜大会では終盤にやや息切れしたものの、3本のホームランを放っているバッティングはさらに長打力を増しています。
他にも黒木、鈴木、北口といった長打力のあるバッターや松本、旗手を中心にした最高レベルの守備力など、穴の無い戦力はもちろん今大会優勝候補ナンバー1です。
和歌山県からは箕島高校です。
プロ注目の嶋田、杉本のダブルエースは昨年の吉井以上と言われています。
伝統の上手い小技に、作夏も活躍した勘佐を中心としたクリーンアップ。
打倒PLに名乗りをあげる戦力です。
中国地区
- 鳥取 境 (2年ぶり4回目)
- 島根 益田東 (初出場)
- 岡山 岡山南 (2年連続3回目)
- 広島 広島商 (4年連続19回目)
- 山口 柳井 (12年ぶり7回目)
広島県からは名門の広島商業が出場します。伝統芸であるバントなどの小技にエラーの少ない守備力は健在。それにパワー野球を加味した成果は甲子園で花咲くでしょうか。
四国地区
- 香川 三本松 (初出場)
- 徳島 徳島商 (3年ぶり13回目)
- 愛媛 松山商 (6年ぶり20回目)
- 高知 明徳義塾 (初出場)
四国ナンバー1と言われる明徳義塾高校が打倒PLを目指します。
選抜では打線が爆発せずに甲子園を去りましたが、この夏はパワーアップに成功した打線が故障に悩む山本を助けます。
選抜では3試合で1失点の素晴らしい安定感を誇った山本の怪我が心配されます。
九州地区
- 福岡 福岡大大濠 (3年ぶり2回目)
- 佐賀 唐津商 (11年ぶり3回目)
- 長崎 海星 (8年ぶり12回目)
- 熊本 鎮西 (3年ぶり4回目)
- 大分 別府商 (初出場)
- 宮崎 都城 (2年ぶり5回目)
- 鹿児島 鹿児島商工 (2年ぶり4回目)
- 沖縄 沖縄水産 (初出場)
春に続いて初出場を勝ち取った福岡大大濠高校。
選抜で優勝候補の明徳義塾を苦しめた戦力はフロックでは無い事を証明します。
2年生の時から九州でナンバー1のサブマリンと言われた松崎投手率いる鎮西高校が熊本県を文句なしに突破しました。
下手投げがやや苦手なPL学園と対戦したら楽しみな一戦です。
文 山口 元樹
1984年 夏の甲子園大会展望まとめ
優勝候補はダントツでPL学園であり、まさにPLを中心とした大会になるだろう。
選抜では確かに決勝で岩倉高校に不覚をとった。
しかし、PLにとってそれは事故のようなものであり、岩倉高校がもし再びPLと戦っても同じ結果を望むのは酷になるだろう。
そしてこの大会に岩倉高校はいない。
PLの夏連覇に待ったをかけるチームは現れるのだろうか?