高校野球、ゲーム、スポーツなどオールラウンドなキュレーションです

89ちゃんねる

【1985年春センバツ】決勝 伊野商業高校vs帝京高校|白球の足あと

      2017/04/19

【1985年春センバツ】決勝 伊野商業高校vs帝京高校|白球の足あと

1985年 第57回春の選抜甲子園大会決勝 伊野商業高校vs帝京高校

決勝の舞台に駒を進めた両校は共に初優勝を狙う。

激闘のPL戦で圧巻のピッチングを見せた伊野商業エース渡辺。

4試合で3完封、防御率が驚異の0.5を切る帝京エース小林。

この試合を制すれば春の頂点である。

スポンサーリンク


  こんな記事もよく読まれています

【1986年 夏の甲子園】1回戦 桐蔭高校vs宇都宮工業高校

1986年 第68回選手権大会1回戦 桐蔭高校vs宇都宮工業...

【2017年 夏の甲子園】 印象に残った試合|波佐見vs彦根東

印象に残った試合 波佐見vs彦根東 【2017年 夏の甲子園...

【2017年 夏の甲子園】印象に残った好ゲーム|仙台育英VS大阪桐蔭

2017年 第99回選手権大会 3回戦 仙台育英VS大阪桐蔭...

【1986年 夏の甲子園】1回戦 秋田工業高校vs倉敷工業高校|白球の足あと

第68回選手権大会1回戦 秋田工業高校vs倉敷工業高校 ...

【2017年 夏の甲子園】気になるチームや選手を紹介|群馬・前橋育英

夏の甲子園を振り返って気になるチームや選手を紹介 20...

【1986年 夏の甲子園】1回戦 東海大甲府高校vs福井商業高校|白球の足あと

第68回選手権大会1回戦 東海大甲府高校vs福井商業高校 ...

【2017年夏の甲子園】埼玉県勢初優勝!決勝でも見せた打線の凄さとは?

第99回全国高校野球選手権大会は花咲徳栄が 埼玉県に初...

【1986年夏の甲子園】1回戦 甲西高校vs三沢商業高校|白球の足あと

開幕試合は初出場の若い勢いか、 もしくは前年から連続出...

【1986年夏の甲子園】注目の出場校|白球の足あと

1986年 第68回選手権大会の注目の出場校 春を告げ...

【1986年春センバツ】大会ベストナイン|白球の足あと

1986年 第58回春の選抜甲子園大会ベストナイン 激...

【1986年春センバツ】決勝 池田高校vs宇都宮南高校|白球の足あと

池田高校vs宇都宮南高校 1986年 第58回春の選抜...

【1986年春センバツ】準決勝 宇都宮南高校vs新湊高校|白球の足あと

宇都宮南高校vs新湊高校 1986年 第58回春の選抜...

【1986年春センバツ】準決勝 岡山南高校vs池田高校|白球の足あと

岡山南高校vs池田高校 1986年 第58回春の選抜甲...

【1986年春センバツ】準々決勝 広島工業高校vs宇都宮南高校|白球の足あと

広島工業高校vs宇都宮南高校 1986年 第58回春の...

【1986年春センバツ】準々決勝 新湊高校vs京都西高校|白球の足あと

新湊高校vs京都西高校 1986年 第58回春の選抜甲...

【1986年春センバツ】準々決勝 池田高校vs尾道商業高校|白球の足あと

池田高校vs尾道商業高校 1986年 第58回春の選抜...

【1986年春センバツ】準々決勝 岡山南高校vs上宮高校|白球の足あと

岡山南高校vs上宮高校 1986年 第58回春の選抜甲...

【1986年春センバツ】2回戦 高知高校vs宇都宮南高校|白球の足あと

高知高校vs宇都宮南高校 1986年 第58回春の選抜...

【1986年春センバツ】2回戦 広島工業高校vs浜松商業高校|白球の足あと

広島工業高校vs浜松商業高校 1986年 第58回春の...

【1986年春センバツ】2回戦 京都西高校vs函館有斗高校|白球の足あと

京都西高校vs函館有斗高校 1986年 第58回春の選...

スポンサーリンク

天敵を下してきた両者

伊野商業は初出場ながら、エース渡辺(後に西武)を中心に甲子園で暴れ回った。

エースで4番である渡辺のワンマンチームに思われがちだが、この大会の4つの白星を見てると、チームが渡辺をもり立てているようだ。

だが、やはり渡辺の存在は大きく、PL学園を封じた活躍はご存知の通り。

前日の怪物退治の疲れがやや心配である。

もう1試合の準決勝で、池田高校を退けた帝京高校もエース小林(後にロッテ)を中心に勝ち上がった。

4試合の完投で僅か2失点と安定感抜群のピッチングを見せた。

打線が強力とは言い難いが、報徳学園戦で見せた集中打で渡辺投手から先制したい。

決勝は雨音の調べ

小雨ふる甲子園球場は30000人の観衆が見守る中、静かに始まった。

1回の表、伊野商業は三者凡退。

小林投手はこれまでの試合同様に無難な立ち上がりを見せた。

その裏、帝京はトップの河田が渡辺を捉えてセンターオーバーのスリーベースを放つ。

いきなりのノーアウトランナー3塁のチャンスに、何とか先制したい帝京。

しかし渡辺の荒れた制球力に翻弄されて後続は一塁ゴロ、三振、遊ゴロで無得点に終わった。

コントロールに苦しむ渡辺は2回裏、3つの四死球でワンアウト満塁のピンチ。

帝京はこのチャンスで9番野口がスクイズを決行、しかし渡辺のグラブトスからダブルプレーに仕止められた。

押せ押せの帝京は3回裏にもワンアウトから2番矢頭がセンター前ヒット。

送りバントでツーアウト2塁とするが、4番の関はライトフライに倒れた。

4回裏には藤波、村山のヒットからツーアウト1、2塁とチャンスを作るが9番野口が三振に終わってまたも無得点に終わった。

流れはワンチャンスから

スコアリングポジションにランナーを出すが再三のチャンスで1本が出ない。

伊野商業が5回終わってヒット1本に対し、帝京は毎回ランナーを出した。

しかしPL戦で見せたような剛球を時おり投げるため、得点シーンは御預けであった。

すると6回表、伊野商業はこの回先頭の9番柳野がセンター前ヒットで出塁。

この試合初めてノーアウトのランナーを出した伊野商業は送りバントでランナー2塁とする。

続く2番福本博はピッチャーゴロに抑えられてツーアウトとなるが、3番山本が上手い流し打ちを見せてレフト前ヒット。

レフトがもたついている間にランナー柳野が好走塁を見せ、伊野商業が先制点を奪った。

先制してもらい、気が楽になった打席の渡辺はインコースにきたカーブを捉えた。

打球はライトへ綺麗な放物線を描くツーランホームランとなった。

剛腕再びで初出場初優勝

自らホームランを放ち、ダイヤモンドを1周する渡辺に、球場は拍手の渦に包まれた。

前半は疲れからかストレートが高めに浮いた渡辺も、リラックスからか6回からはPL戦で見せた剛球をビシバシ決め始める。

これには帝京打線も手も足も出ない。

すると伊野商業が8回表、またしてもチャンス。ワンアウトランナー1、3塁として打席には再び4番渡辺。

渡辺の強い当たりはショートのグラブを弾き、追加点を呼び込んだ。

後半に入り、4点差。

そして渡辺は前半は5安打されたが後半はヒット1本ピッチング。

気がつけば帝京打線から13奪三振していた。

渡辺を中心としたチームワークで伊野商業が4-0で勝利し、優勝した。

文 山口 元樹

高校野球好きの一人言

長く高校野球を拝見させて頂いておりますが、伊野商業の優勝の瞬間の喜びの表現は他に見たことがありません。

バッテリーががっちり握手してすかさず整列していました。

しかし渡辺投手は圧巻の一言ですね。

 - スポーツ, 春のセンバツ, 高校野球

ページ
上部へ