【1986年夏の甲子園】注目の出場校|白球の足あと

1986年 第68回選手権大会の注目の出場校
春を告げる選抜大会では優勝候補が序盤から
消えていく波乱の展開となりました。
その戦国大会の春を制した池田高校にとっても、
連覇は容易くないほど捲土重来を志す強豪校が
揃いました。
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北海道・東北地区
北海道
- 北北海道 帯広三条 (21年ぶり4回目)
- 南北海道 東海大四 (8年ぶり3回目)
東北
- 青森 三沢商 (初出場)
- 岩手 一関商工 (12年ぶり2回目)
- 宮城 仙台育英 (5年ぶり8回目)
- 秋田 秋田工 (22年ぶり2回目)
- 山形 東海大山形(2年連続3回目)
- 福島 学法石川 (2年ぶり4回目)
北海高校や駒大岩見沢、函館有斗など群雄割拠の南北海道大会を制したのは東海大四高校でした。
北海道代表としては、3年前の駒大岩見沢を彷彿させる打力に秀でた好チームです。
秋田県を圧倒的な強さで勝ち抜いた秋田工業には秋田県民の大きな期待が寄せられるでしょう。
秋田工業の強さの要因はなんと言ってもエース川辺。
192センチの長身から繰り出す速球に注目です。
関東地区
関東
- 茨城 土浦日大 (12年ぶり2回目)
- 栃木 宇都宮工 (27年ぶり4回目)
- 群馬 前橋商 (57年ぶり2回目)
- 埼玉 浦和学院 (初出場)
- 千葉 拓大紅陵 (2年ぶり2回目)
- 東東京 正則学園 (初出場)
- 西東京 東亜学園 (初出場)
- 神奈川 横浜商 (3年ぶり5回目)
- 山梨 東海大甲府 (3年連続5回目)
春の選抜では優勝候補筆頭に挙げられた拓大紅陵が春夏連続出場を決めました。
春は新湊旋風に屈した悔しさを甲子園にぶつけます。
レベルの高い埼玉を制したのは初出場となる浦和学院。
破壊力抜群の小林、黒須、鈴木、伊藤、半波を中心とした打線にエース木村とスクリューボールを操る谷口投手。
ダークホース1番手は決まりです。
北信越・東海地区
北信越
- 新潟 中越 (2年連続4回目)
- 富山 新湊 (6年ぶり2回目)
- 石川 小松 (初出場)
- 福井 福井商 (2年ぶり7回目)
- 長野 松商学園 (6年ぶり26回目)
東海
- 岐阜 県岐阜商 (3年連続17回目)
- 静岡 清水市商 (初出場)
- 愛知 享栄 (2年ぶり6回目)
- 三重 明野 (2年ぶり4回目)
昨年度の選抜を経験しているメンバーが8人も残っている松商学園が長野大会では予想通りに頂点に立ちました。
先発メンバーのほとんどが3回目となる甲子園。経験をいかして上位を狙います。
愛知大会を制したのは享栄高校。
甲子園の常連である田中大二郎率いる東邦との決勝戦は近藤投手が東邦を4安打完封しました。
春もサウスポーNo.1の片鱗は見せはしましたが、あまりにも早い1回戦敗退でした。
この夏は晴れた日に思い切り投げて欲しいですね。
春に旋風を巻き起こし、富山県代表として初のベスト4進出を果たした新湊高校が連続出場します。
エース酒井を中心とした投打にけれんみのない野球に再び注目です。
三重県を圧倒的な打力で制した明野高校も注目です。
明野高校史上最強と言われる打線は池田高校をお手本にしたほと破壊力を持っています。
近畿地区
近畿
- 滋賀 甲西 (2年連続2回目)
- 京都 京都商 (5年ぶり11回目)
- 大阪 泉州 (初出場)
- 兵庫 東洋大姫路 (2年連続8回目)
- 奈良 天理 (3年ぶり12回目)
- 和歌山 桐蔭 (25年ぶり20回目)
春の選抜でも優勝候補の一角であった天理高校が連続出場を決めました。
近畿No.1と言われる打線にエース本橋の快速球。
春に続き目指すは優勝です。
昨年の夏の選手権大会でミラクルと呼ばれ、見事に初出場でベスト4進出を果たした滋賀県代表の甲西高校が帰ってきます。
ベスト4を知るキャプテン奥村を中心に目指すは決勝進出です。
激戦の大阪府を制したのは初出場となる泉州高校。
予選準決勝でPL学園を完封したエース米倉に注目です。
中国地区
中国
- 鳥取 米子東 (3年ぶり11回目)
- 島根 浜田商 (13年ぶり2回目)
- 岡山 倉敷工 (18年ぶり7回目)
- 広島 広島工 (2年連続3回目)
- 山口 岩国商 (6年ぶり3回目)
広島大会を制したのは上田投手率いる広島工業。
選抜ベスト8の尾道商業、甲子園常連の広島商業を破り、文句なしの甲子園切符です。
四国地区
四国
- 香川 尽誠学園 (初出場)
- 徳島 池田 (3年ぶり5回目)
- 愛媛 松山商 (2年ぶり21回目)
- 高知 高知商 (2年連続16回目)
徳島県からは池田高校が春夏連覇を狙います。
小粒になった「やまびこ打線」ではありますが、選抜でも見せた集中打はエース梶田を助けるでしょう。
高知県から高知商業。
近年、津野浩(日本ハムファイターズ)、中山裕章(大洋ホエールズ)と言った投手を排出していますが、この年のエース岡林洋一(ヤクルトスワローズ)も負けずに好投手です。
前年、酒井光次郎(日本ハムファイターズ)という超高校級のエースが在りながら春夏共に予選敗退を喫した松山商業が21回目の出場を決めました。
超高校は居なくてもチームワークで上位を狙います。
九州地区
九州・沖縄
- 福岡 西日本短大付 (初出場)
- 佐賀 唐津西 (初出場)
- 長崎 島原中央 (初出場)
- 熊本 熊本工 (4年ぶり9回目)
- 大分 佐伯鶴城 (12年ぶり2回目)
- 宮崎 日南 (11年ぶり2回目)
- 鹿児島 鹿児島商 (11年ぶり11回目)
- 沖縄 沖縄水産 (3年連続3回目)
1年生の昨年度に140キロを越える快速球を見せた上原投手率いる沖縄水産高校。
投打にバランスが高く、目指すは沖縄県代表初優勝です。
鹿児島県からは春夏連続出場を決めた商業。
春は1回戦敗退となり、秋の九州チャンピオンの実力を見せることは出来ませんでした。
この夏はまさにリベンジの場となるでしょう。
展望
優勝候補は天理、拓大紅陵、享栄、池田、それを追う高知商業、松山商業、鹿児島商業、広島工業と目されています。
以上、第68回選手権大会の注目高校でした。