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【2017年 夏の甲子園】印象に残った好ゲーム|仙台育英vs大阪桐蔭

      2017/10/04

【2017年 夏の甲子園】印象に残った好ゲーム|仙台育英vs大阪桐蔭

2017年 第99回選手権大会 3回戦 仙台育英vs大阪桐蔭

2017年の夏の甲子園は逆転勝ちやサヨナラ勝ち、

終盤での追い上げなど見ごたえ十分な好ゲームが多かったですね。

そこで今回は、春夏連覇を目指した大阪桐蔭と東北勢初優勝を

目指す仙台育英の好カードについて書いてみます。

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大阪桐蔭と仙台育英の前評判は?

言わずと知れた春のセンバツ優勝校・大阪桐蔭は史上初の2度目の春夏連覇を目指すと大会前から注目度の高いチームでした。

投打において非常にレベルの高いチームで地方大会での77得点は甲子園出場チームでも断トツの数字。

1番の藤原選手や4番の山本選手を中心に破壊力ある打線に注目が集まりますが、エースの徳山党首に加え、センバツ優勝投手の根尾投手、MAX146キロの柿木投手も控えるなど前評判では総合力ナンバーワンとされていました。

一方の仙台育英はセンバツ優勝候補といわれながらも初戦で逆転負けを喫しました。(vs 福井工大福井●4-6)。

夏26回の甲子園出場を誇る強豪はチーム打率.313とどこからでも点が取れる打線が魅力的です。

エースの長谷川投手は派手さこそないものの、MAX143キロの直球とスライダーを軸に巧みな投球をするサウスポーです。

キャプテンでショートの西巻選手らを中心とした堅い守りもチームの武器です。

悲願の東北勢初優勝も狙えるのではと前評判も高いチームでした。

大阪桐蔭と仙台育英の戦績、意外にも初対決?

大阪桐蔭と仙台育英、ともに強豪校の2校ですが、意外にも夏の甲子園で対決するのは99回の歴史の中で2017年が初めてです。

過去の甲子園では1991年のセンバツで対戦経験があり、10-0で大阪桐蔭に軍配が上がっています。

大阪府と宮城県の対決で見ると、8勝7敗で大阪がリードしています。

2004年のセンバツではダルビッシュ投手擁する東北が大阪桐蔭を破ると、2005年の夏の甲子園では平田選手(中日)や辻内投手(元巨人)らの大阪桐蔭が東北を破るなど過去にも熱戦が繰り広げられています。

そして2017年夏の甲子園、3回戦で大阪桐蔭と仙台育英の対戦が実現しました。

大阪桐蔭は優勝候補といわれる通り、1回戦で快勝を見せると(vs米子松陰〇8-1)、

2回戦では有力校・智辯和歌山との接戦を制します(〇2-1)。

一方の仙台育英も初戦で圧勝(vs滝川西〇15-3)、

2回戦はエース長谷川が完封劇を見せました(vs日本文理〇1-0)。

試合は大方の予想通り投手戦へ

夏の甲子園初対決となった両チームの先発は仙台育英・長谷川投手、大阪桐蔭・柿木投手の先発で始まりました。

どちらも打線が魅力なチームでしたが、投手を中心とした守りも安定しています。

両先発が粘り強く投げ、7回まで0行進。我慢比べが続きます。

しかし8回表についに均衡が破れます。

仙台育英の長谷川投手に対し散発4安打に抑えられていた打線はこの回も簡単に二死とされます。

ここで2番の山本選手がチーム4回以来の長打となるレフトへのツーベースでチャンスとすると、3番・中川選手がレフトへはじき返し山本選手が生還。

大阪桐蔭が1点を先制し試合を動かします。

早めに追いつきたい仙台育英は直後の8回裏すぐさま反撃に転じます。

1死から代打佐藤選手がセンター前ヒットで出塁すると、代走に送られた船木選手がすぐさま二盗を敢行。

しかし、大阪桐蔭・福井捕手の好送球でアウト。二死となります。

その後、連続四死球で二死一・二塁のチャンスで2番鈴木選手の打球はレフト前へ。

二塁ランナー一気にホームを狙いましたが、大阪桐蔭のレフト山本選手の見事な返球でホームタッチアウト…

そして試合は大阪桐蔭1点リードのまま最終回へ

野球は9回二死から!!杉山選手の勇気ある走塁

0-1と1点を追う仙台育英は9回裏の攻撃。

クリーンアップからの好打順です。

しかし、大阪桐蔭・柿木投手に簡単に二死とされます。

後がなくなった仙台育英は5番の杉山選手がセンター前ヒットを放ち、意地を見せます。

「いい試合だったけどここまでだろうな」と誰もが大阪桐蔭の勝利を確信したことでしょう。

しかし、このあと球場の雰囲気が一転します。

続く6番渡部選手の時に、杉山選手が二盗。

アウトになれば試合終了というイチかバチかのプレーでした。

しかし、ここまで安定した送球を見せていた大阪桐蔭・福井捕手の送球が逸れセーフ。

二死二塁と一打同点の場面になります。

さらに渡部選手は四球を選び一・二塁。

長打が出ればサヨナラの場面です。

続く代打の若山選手の辺りは平凡なショートゴロ。

「大阪桐蔭が勝利」しかし、まだ試合は終わりませんでした。

足掛け批判も!?劇的な結末

審判のジャッジは両手を揃えて同じ方向に流す動作。

つまり一塁手がベースから離れたことを意味していました。

二死満塁、仙台育英の粘りはまだ終わっていませんでした。

打席には途中出場の馬目(まのめ)選手。

打球は前進守備のセンターの頭上を越える2点タイムリー二塁打。

息を呑む投手戦は仙台育英の劇的な逆転サヨナラで幕を閉じました。

佐々木監督は試合後、

「夢みたい。まさかうちが(大阪桐蔭を倒すなんて)という感じ。9割は諦めていた」

などとコメントしていましたが、まさに野球漫画のような劇的な結末が印象でした。

しかし、試合後仙台育英の「足掛け攻撃」が話題となりました。

選手名は伏せますが、仙台育英の選手が一塁を駆け抜ける際、大阪桐蔭の一塁手の足元を左足で蹴っているといった内容です。

さらに日本文理戦でも同じようなプレーがあったと話題になっています。

大阪桐蔭の一塁手も「ベースを踏むのが怖くなった」と話していることから、批判などが相次ぎました。

仮に故意にやっていたプレーだとしても、9回あの場面で勇気ある盗塁を見せた杉山選手、劇的な一打を放った馬目選手、そして堅い守りを見せた大阪桐蔭の選手も讃えられるべきだと思います。

敗れた大阪桐蔭のメンバーは2年生も多いことから、この悔しさをバネに再び春夏連覇を目指してほしいですね。

まとめ

その後仙台育英は中村選手を擁する広島の広陵高校に敗れ、悲願の東北勢初優勝は果たせませんでした。

しかし、最後まで諦めないプレーは東北の人たちだけでなく、全国の高校野球ファンに勇気と感動を与えたと思います。

野球は9回二死から。

その言葉の重みを実感する好ゲームでした。

 - スポーツ, 夏の甲子園大会, 高校野球

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