高校野球、ゲーム、スポーツなどオールラウンドなキュレーションです

89ちゃんねる

【1986年 夏の甲子園】1回戦 西日本短大付属高校vs県立岐阜商業高校|白球の足あと

      2017/11/03

【1986年 夏の甲子園】1回戦 西日本短大付属高校vs県立岐阜商業高校|白球の足あと

1986年 第68回選手権大会1回戦 

西日本短大付属高校vs県立岐阜商業高校

初出場の西日本短大部属が挑む相手は、夏の甲子園だけで

17回目の出場を誇る県立岐阜商業。

互いに好投手をもつ両者であったが、伝統の差が明暗を分けた。

スポンサーリンク


  こんな記事もよく読まれています

【1986年夏の甲子園】1回戦 浦和学院高校vs泉州高校|白球の足あと

1986年 第68回選手権大会1回戦  浦和学院高校v...

【1986年 夏の甲子園】1回戦 西日本短大付属高校vs県立岐阜商業高校|白球の足あと

1986年 第68回選手権大会1回戦  西日本短大付属...

【2009年夏の甲子園】決勝 中京大中京VS日本文理|印象に残った好ゲーム

来年の夏、100回大会を迎える甲子園。 これまでの好ゲ...

【2017年 夏の甲子園】印象に残った好ゲーム|明豊VS神村学園

花咲徳栄の埼玉県勢初優勝で幕を閉じた2017年の夏の甲子園。...

【2017年 夏の甲子園】 印象に残った好ゲーム|日本航空石川vs木更津総合

2017年の夏の甲子園の印象的なゲームといえば逆転やサヨナラ...

【1986年 夏の甲子園】1回戦 横浜商業高校vs熊本工業高校|白球の足あと

1986年 第68回選手権大会1回戦 横浜商業高校vs熊本工...

【1986年 夏の甲子園】1回戦 桐蔭高校vs宇都宮工業高校|白球の足あと

1986年 第68回選手権大会1回戦 桐蔭高校vs宇都宮工業...

【2017年 夏の甲子園】 印象に残った好ゲーム|波佐見vs彦根東

印象に残った試合 波佐見vs彦根東 【2017年 夏の甲子園...

【2017年 夏の甲子園】印象に残った好ゲーム|仙台育英vs大阪桐蔭

2017年 第99回選手権大会 3回戦 仙台育英vs大阪桐蔭...

【1986年 夏の甲子園】1回戦 秋田工業高校vs倉敷工業高校|白球の足あと

第68回選手権大会1回戦 秋田工業高校vs倉敷工業高校 ...

【2017年 夏の甲子園】気になるチームや選手を紹介|群馬・前橋育英

夏の甲子園を振り返って気になるチームや選手を紹介 20...

【1986年 夏の甲子園】1回戦 東海大甲府高校vs福井商業高校|白球の足あと

第68回選手権大会1回戦 東海大甲府高校vs福井商業高校 ...

【2017年夏の甲子園】埼玉県勢初優勝!決勝でも見せた打線の凄さとは?

第99回全国高校野球選手権大会は花咲徳栄が 埼玉県に初...

【1986年夏の甲子園】1回戦 甲西高校vs三沢商業高校|白球の足あと

開幕試合は初出場の若い勢いか、 もしくは前年から連続出...

【1986年夏の甲子園】注目の出場校|白球の足あと

1986年 第68回選手権大会の注目の出場校 春を告げ...

【1986年春センバツ】大会ベストナイン|白球の足あと

1986年 第58回春の選抜甲子園大会ベストナイン 激...

【1986年春センバツ】決勝 池田高校vs宇都宮南高校|白球の足あと

池田高校vs宇都宮南高校 1986年 第58回春の選抜...

【1986年春センバツ】準決勝 宇都宮南高校vs新湊高校|白球の足あと

宇都宮南高校vs新湊高校 1986年 第58回春の選抜...

【1986年春センバツ】準決勝 岡山南高校vs池田高校|白球の足あと

岡山南高校vs池田高校 1986年 第58回春の選抜甲...

【1986年春センバツ】準々決勝 広島工業高校vs宇都宮南高校|白球の足あと

広島工業高校vs宇都宮南高校 1986年 第58回春の...

スポンサーリンク

圧倒的優勝の西日本短大部属

福岡大大濠高校、東筑高校、東海大五とここ数年の甲子園大会に出場したチームがこの年も甲子園に近いと予想された福岡県大会。

しかしこの予想を裏切ったのは見事に初出場を勝ち取った西日本短大部属高校であった。

伸びのあるストレートを武器に、気がつけば福岡県内でナンバー1サウスポーの名を欲しいままにしていた石貫宏臣(後に広島カープ)。

背番号11ながら2年生エースのピッチングにプロのスカウトの視線は熱い。

事実上の決勝と言われた準々決勝の福岡大大濠戦でも石貫のピッチングが冴え渡り、7―2と完勝した。

決勝の豊国学園戦も石貫が先発し、見事に6―2と快勝。

最後の2試合でホームランを5本放った打線にも注目である。

近年最高の安定感

この年の岐阜県大会は、3年連続の甲子園出場を目指す県立岐阜商業が優勝候補の筆頭であった。

しかし県立岐阜商業の目標は甲子園の切符では無い。

2年連続で初戦敗退を喫しているチームにとってあくまでも目標は聖地で勝利し、校歌を唱うことであった。

高い目標の裏付けはあり、制球力は県内でナンバーワン評価のエース大野を中心とする守りの固さは新チーム結成以来つねに定評があった。

投手戦に持ち込めば県立岐阜商業ペース。

それは準々決勝の岐阜南高校戦を2―0と勝ったスコアが物語る。

この試合はまさに大野投手の持ち味が発揮されていた。

準決勝では県内でトップクラスの打撃力をほこる岐阜第一高校との対戦。

大野と2番手サウスポーの藤丸投手のリレーで強力打線を3点に抑えると、この日は県岐阜打線が奮起。

堀選手の2ホーマー等で9―3と完勝した。

決勝も堀選手がホームランを放つと大野投手は持ち前の安定感を見せ、4―1で美濃加茂高校を退けている。

勝ち取った後攻め

県立岐阜商業の坪井キャプテンがジャンケンに勝ち、後攻を選んだ時点でナインの気持ちはマイペースに向かっただろう。

先発の大野は立ち上がり、西日本短大部属打線を3人でピシャリと抑えた。

その裏、県立岐阜商業はトップの伊藤がレフト前ヒット。

続く元がきっちり送りバントを決めて少ないチャンスを確実に攻めようとする。

だが、西日本短大部属の石貫投手が踏ん張って後続をしのいで無得点。

両エースの出来映えからして、この試合は投手戦が考えられた。

その見解通り、序盤は3回終わって0―0と両者譲らなかった。

理想的な展開で久しぶりの校歌

序盤戦は互いにヒット2本ずつ打ち合いのスコアレス。

4回表、西日本短大部属はこの回先頭のピッチャー石貫がヒットで出塁する。

続く4番青柳は強行に出たが、ダブルプレーとなり、チャンスは潰えた。

このあと5番後藤にヒットが出たのを見て思わず唸った西日本短大部属の応援団であった。

その裏、県立岐阜商業もヒットのランナーをダブルプレーで潰してツーアウト。

こちらもチャンスは潰したかに思えた矢先に6番坪田、7番米津が連続でツーベースヒットを放ち、県立岐阜商業が先制のホームを踏んだ。

県立岐阜商業は6回裏、5番の桑原がレフトスタンドに飛び込む豪快なホームランを放ち、2点目。

また差は2点であるが、この1発は石貫投手の心を打ち砕いただろう。

西日本短大部属のマウンドは2番手佐々木が上がった。

しかしその佐々木に対して8回裏にピッチャー大野が自ら3点目のタイムリーを放ち、ダメ押しとも言える得点を奪った。

大野投手は西日本短大部属打線を5安打に抑える完封シャットアウト。

試合は県立岐阜商業が3―0で勝利した。

文 山口 元樹

高校野球好きの一人言

全く互角の展開でしたが、ちょっとした甘いコースを見逃さなかった県立岐阜商業の快勝です。

やはり大野投手の冷静な制球力が大きかったと思います。

 - スポーツ, 夏の甲子園大会, 高校野球

ページ
上部へ